ホテル快適滞在術

中国旅行の荷物と準備

出来るだけ軽く、身軽に!と、思いながらも、どんどん荷物が増えてしまう!

なんて事は旅行にはつきものの悩みですよね。

 

こちらでは “初めての中国旅行!” の準備のご参考として、

必要性の高いものから順にリストアップしました。

 

●(黒丸) : 必要な物

○(白丸) : 持って行ったほうがいい物

 

 

パスポート

○パスポートの写真のページのコピー、パスポート用の証明写真

(パスポートの紛失や盗難などの際に、コピーや証明写真があると再発行の手続きがしやすい場合があります)

 *コピーと写真は、パスポートとは別のカバンに入れてください。

(パスポートのコピーを取り出しやすい所に入れておくと、パスポート番号を記入する際に便利です)

 

現金

~両替について~

日本でも中国(人民)元に両替もできますが、中国内で両替した方がレートが良いので、中国に到着後、空港やホテルで両替すると良いでしょう。中国銀行でも両替ができます。

*両替の際はパスポートが必要です。

*両替証明書が渡されますので保管してください。

 

~再両替について~

中国元が余った場合、日本円に戻すことも出来ますが手数料がかかりますので、出来るだけこまめに両替して、中国元は使い切るようにするといいでしょう。

*再両替には両替証明書が必要になりますのでご注意ください。

 

クレジットカード

特に地方ではクレジットカード決済が出来ないお店も多く、スキミングなどの心配からあまりむやみには使いたくありませんが、空港やホテル、都市部の高級店などでは心強い味方になります。

*ホテルのチェックインの際に提示を求められる場合があります。クレジットカードがない場合は、デポジット(保証金として一定金額を現金で支払い、チェックアウトの際に、実際に使った金額を差し引いて返金される)が必要な場合があります。

 

○トラベラーズチェック

トラベラーズチェックは日本で購入し、中国銀行で中国元に換金する事ができます。

*手続きが面倒に思えるかもしれませんが、紛失や盗難の際に再発行が可能で、もし使わなかった場合は(手数料がかかりますが)払い戻しも可能です。期限がありませんので、次回の中国旅行で使用する事もできます。

 

航空券(もしくは引換券)

往復のチケットの場合は、最終日まで、帰りの航空券を無くさないよう保管してください。

 

海外旅行保険の証券

○保険会社やカード会社の連絡先

万が一の際に、医療等の費用が高額になる場合がありますので、是非、海外旅行保険にご加入ください。(クレジットカードに保険が付いている場合もありますが、保証の範囲や内容もさまざまですので、十分かどうかご確認ください。)

 

書類

○滞在先のホテルの予約の確認書、予約番号、住所や電話番号などの連絡先

○日程表や旅行会社の緊急連絡先

○緊急連絡先のリスト(万が一の際に、普段使っている電話番号やメールアドレス、ログインパスワードなどが、気が動転して、思い出せなくなる場合もありますので)

*留守宅用として、便名、ホテル名(電話番号)、日程表、旅行会社の連絡先、旅行保険の証券のコピー及び連絡先などをご家族に預けて置くと、緊急の際に連絡が取りやすくなります。

 

○携帯電話(もしくはスマートフォン)

普段お使いの携帯電話やスマートフォンがそのまま海外で使える場合がありますが、通話や通信(メールやネット)が高額になる場合があります。ご旅行前にご契約内容や通信会社にご確認をお勧めします。

海外旅行用の携帯やWi-Fiモバイルのレンタルもありますので、ビジネス等で連絡を取る頻度の高い方は、検討されてはいかがでしょうか?

 

○カメラ(電池や予備のフィルム、メモリーカードなど)

十分に気をつけていても、盗難や紛失が起こってしまう場合があります。カメラは旅行保険などで保証されても、カメラと一緒に失った写真は戻ってきませんので・・・

*旅行前の写真は、現像やパソコン・CD-ROMなどに保存してください。または、カメラ内のメモリーカードを、旅行用のメモリーカードに入れ替えるなど。

(同様に、携帯やスマートフォンに大事な写真が入っている場合も、保存しておくと安心です)

 

メモリーカードを部屋に忘れてしまって、せっかく撮った旅行の写真が・・・という事もありますので、

*”メモリーカードのケースを目立つ色にする。” または、”直に机やサイドテーブルなどに置かないようする。”などの対策をお勧めします。

 

衣類

「気候と衣類」のページをご参考ください。

 

○洗面道具(化粧品など)

中国のインターナショナルホテルでは、歯ブラシや歯磨き粉、シャンプー、ひげそり、スリッパなどの一通りのアメニティーやヘアードライヤ-が揃っている場合がほとんどです。

もし、ご自身の物が使いたい場合は・・・

・歯ブラシ、シャンプー&コンディショナー、整髪料、化粧品類、ひげそり、ひげそり用のクリームなど

 

電気シェーバーやドライヤーを持参されたい場合は、海外対応のものを購入されると便利です。

*洗面所のコンセントはシェーバー専用(低電圧や低ワット)になっている場合が多く、コンセントの形が異なる場合もあります(使用時にコンセントの横のスイッチを押すタイプもあります)。コンセントの電圧と、シェーバーの対応電圧をご確認の上、お使いください。

*また、シェーバー専用コンセントの場合、ドライヤーは使えませんので、洗面所以外のコンセントをお使いください(取扱説明書などで対応電圧をご確認ください)

 

ティッシュ

ホテルでは心配ありませんが、観光地のトイレでもトイレットペーパーがない場合もありますので、少し余分にお持ちになると安心です。

 

●常備薬

元気な方でも、旅行先では睡眠不足やハードなスケジュール、慣れない食事などで体調を崩しがちになるものです。また、「持っているだけで安心する」という効果もあります。

・風邪薬や胃腸薬、頭痛薬、酔い止めの薬、バンソウコウ、ノド飴など

・(寒い地域や、冷え性・肩こりに)カイロ、温湿布など

・(暑い地域や、トレッキングなどに)虫よけや虫刺されの薬、熱中症予防の塩飴、日焼け止めなど

・(海水浴など)日焼け止めや擦り傷の薬、目薬など

・(黄砂のシーズンなど)マスクなど

 

○眼鏡やコンタクトレンズ&用品など

 

○マルチプラグ

中国ではC型とO型がほとんどですが、いくつかのタイプが併用されている場合が多いので、マルチタイプのプラグを購入されると、今後の海外旅行にも使えますので便利です。

(携帯電話等をレンタルするご予定の方は、渡航先に対応したプラグが一セットになっている場合がありますので、ご契約の際にご確認ください)

 

○変圧器

中国のほとんどの電圧は220V,周波数は50Hzです。日本の100V用の電気器具をお使いになる場合は変圧器が必要ですが(プラグとは別に、変圧器が必要です)、最近のデジタルカメラやノートパソコン、スマートフォン、携帯では海外対応のものが多くなっております。ご持参されたい器具の取扱説明書やメーカーに対応電圧をご確認ください。

 

○ガイドブック、地図、中国語会話の本など

 

○大判のスカーフやストール、薄手の上着など(冷房対策、風よけ、服装に変化をつけたい時に便利です)

 

○メモ、ボールペン(予備のボールペンもお持ちになり、それぞれ、違うカバンのサイドポケット等に入れておくと便利です)

 

○電卓(ショッピングや値段交渉の際に)

 

○腕時計、目覚まし時計

 

○大判のナイロンバッグ(お土産用やショッピング用に)

 

○ウェットティッシュ

 

○ジッパーのついたビニール袋(荷物やお土産の整理に)

 

○衣類用圧縮袋

 

○懐中電灯(地方や鍾乳洞などの暗い所に入る場合など、照明があっても日本の照明より暗い場合があります。また停電の備えとして)

 

○新聞紙(割れ物を購入される場合の梱包用に)

 

 

 

[[[ カバンについて ]]]

スーツケースが一般的ですが、空港での時間節約のため、機内荷物のみにされたい方は、既定のサイズ内の小型のものをお選びください。

旅行中、荷物を持っての移動等で、スーツケースでは困難な場合はリュックサックかボストンバック等になるかと思いますが、いずれにしても、多少手荒な扱いにも耐えられるような頑丈なものを選んでください。

*スーツケースのカギをかけていても、バンドをして、フタが開かないようにしてください。

*目立つ色のタグやスカーフなどの目印をつけると、他のスーツケースと間違えられにくくなります。

 

現地での観光やショッピングの際には、ウェストポーチやリュックサック、ショルダーバッグなど、それぞれ使いやすいバッグがあるかと思いますが、簡単には切れなさそうなものを選んでください。

*常に身体から離さないようにして、どうしても荷物から離れる場合は、同行者に持っていてもらうか、目を離さないようにお願いしてください。

*必ず、ファスナーなどを閉めてくだい。(普段は忘れない方でも、急にカメラを取り出したり、財布やチケットを出したりした後、うっかりしてしまう事がありますので、十分に気をつけてください。)

 

[[[ 靴について ]]]

観光旅行でしたら、履きなれた靴が一番です。特に万里の長城(冬季以外)や階段のある寺院、マカオの石畳などを歩く際は、滑らなくて歩きやすいスニーカーや運動靴を履いて下さい。

中国ではドレスコードが厳しくない場所がほとんどですので、ビジネスではないようでしたら、履きなれた靴一足で、荷物に靴を持って行く必要はないでしょう。(旅行先の地域、季節、観光地によって、雪や凍結、ぬかるみなどの心配がある場合は、ブーツや雪用の長靴、予備の靴などをご用意ください。)

 

・・・とは言うものの、高級店でのディナーやショッピング、観劇の際におしゃれを楽しみたい場合は、一足、革靴やパンプス、サンダルなどをお持ちになると心強いです。

 

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